■ とにかく起業したい!バリバリ稼げる資格NO.1!
行政書士

 ●行政書士とは
【仕事内容】
「会社を設立したい」「飲食店を開業したい」「農地を売りたい」…。
そのようなときに、どんな書類を作成して役所に提出して許可をもらえればよいのか、
一般素人にはわからないですよね。
そこで、気軽に相談にのってくれるのが“町の法律家”である行政書士です。
行政書士は依頼主に代わって、書類を作成したり、
提出したりするのが主な業務

もっと身近なところだと、相続関係や遺言書の作成、自動車の車庫証明なども行います。
行政書士は約1万種以上の書類を作成することができますので、幅広い活躍が見込めます。

【就職先】
よくインターネットでは「行政書士は就職に有利ですか?」という質問を目にしますが、
答えはNOです
行政書士は独立型資格
のため、取得しても
就職や転職が有利に働くことはありません
一生会社員でいたいのであれば、行政書士の資格を取得しても
宝の持ち腐れになってしまいます(行政書士事務所に就職するのであれば話は別ですが…)。しかし、その反対に行政書士として独立開業すれば、自分のペースで仕事ができ、
報酬はそのまま自分の給料となりますので、今よりも収入アップが見込め、
年収1000万も夢ではありません

独立志向が高い方には、とっておきの職業だといえるのではないでしょうか。
とはいえ、これはあらゆる自営業にいえることですが、仕事がなければ収入はゼロ。
自分に営業力がなければ、サラリーマン以下の年収になってしまうこともあり得ます。
仕事をしっかりと行うことはもちろんですが、自分に営業力がなければ、
すぐに廃業という道をたどってしまうのも事実
です。
資格取得後は営業力から鍛えることからはじめましょう。

【こんな人におすすめ!】
●事務的な仕事が好きな人
●行動力がある人
●コミュニケーション能力が高い人
●独立志向が強い人
●行政書士からさらなるステップアップを目指したい人

まず、向いているのがサラリーマンを辞めて、自分で何か起業をしたい!という
意欲がある人ですね。
行政書士は書類作成が主な仕事ですが、書類を作成するまでには、
依頼主との打ち合わせやリサーチなども頻繁に行いますので、行動力があり、
コミュニケーション能力が高い人が求められます。
さらに、行政書士は法律系の登竜門といわれているので、
最終目標が社会保険労務士や司法書士などの難易度の高い資格の場合、
はじめに行政書士の資格を取得してから、という人も多いですね。
ちなみに私の場合は、行政書士の資格を取得してから、社会保険労務士、
簿記2級の資格を取得しました。

 

●年収と将来性
【年収】
よくインターネットでは「行政書士だけでは食べていけない」「相当の人脈と営業力がなければ儲からない」といわれています。果たして本当にそうなのでしょうか。
答えは…少なくとも私はそうとは思いません。
行政書士事務所を開業して成功している人もたくさんいますし、
年収数千万を稼ぎだす人もいます
しかし、もちろんすべての行政書士が成功しているとはいえません。
いざ、行政書士として開業しても、仕事の依頼が来なくて、結果、年収0。
という人もいるので、「行政書士として成功している人もいれば、
仕事がなくて食べていけず廃業してしまう人もいる」
というのが
正しい答えかもしれません。
ちなみに、私の場合は資格を取得してからすぐに開業しましたが、
3年目くらいまでは年収400万くらいでした。
その後少しずつ上がっていき、開業6年目の今年は年収700万を目標に仕事をしています。

【将来性】
どの士業もそうですが「営業力」「人脈」「経営能力」がなければ成功はしません。
世の中に行政書士のニーズがまったくないのであれば、
どれだけ強い「営業力」や「経営能力」があっても、食べてはいけませんが、しかし、
行政書士のニーズは確実にあります
●離婚する夫婦が多い⇒「離婚協議書」
●高齢化社会⇒「遺言書作成」
●起業ブーム⇒「会社設立」
というように、私たちの身のまわりで起きている出来事や変化が、
そのまま行政書士の仕事に繋がっていくことも多いのです。
弁護士や司法書士のように、華やかな仕事ではありませんが、きちんとスキルを身につけて、地道に活動すれば一生涯の仕事になることは間違いないでしょう。

 

●合格率と難易度
【合格率】


年度

受験者数

合格者数

合格率

平成21年度

67,348

6,095

9.05%

平成20年度

63,907

4,133

6.47%

平成19年度

65,157

5,631

8.64%

平成18年度

70,713

3,385

4.79%

平成17年度

74,762

1,961

2.62%

平成16年度

78,683

4,196

5.33%

過去の合格率を見てみると、その年によって、ばらつきがあるのがわかりますよね。
過去10年の中で一番合格率が低かった平成17年度と、
昨年の平成21年度との差は6.43%もあります。この差はなんなのでしょう。
その理由は、行政書士の試験は絶対評価によって合否の判断
されているからなのです。詳しく説明すると、
絶対評価とは… 規定の合格基準を満たした受験者はすべて合格できるという試験制度のことです。この場合、その年の試験問題の難易度が関係してきますので、
試験問題が簡単だと、合格率は上がり、逆に試験問題が難しいと合格率は下がるのです。
相対評価とは… 受験者の上位●%を合格するという試験制度のことです。
優秀な受験生が多い場合には、その分、合格する可能性が低くなります。
司法書士や司法試験など、超難関な資格試験ではこの制度が導入されています。

ということから、行政書士の合格率にはばらつきがあるのです。
みなさんが受験するときの試験問題が難しいかどうかということは、
“運”かもしれませんが運も実力のうち!
きっちり学習すれば、合格基準点に達することもできますし、合格もできるのです。

同じ合格率というキーワードで、ちょっと余談を。
平成21年度の全国平均合格率は9.05%ですが、
私が受講したフォーサイトの受講者合格率はなんと13.2%!その差は4.15%もあります。
つまり100人中4人も多く合格しているということなのです。
難関である行政書士試験にとって、この差は大きいですよね。

フォーサイト http://gyosei-tsusin.com/

 

●試験概要
【受験資格】
受験資格はとくにありません。

【試験日】
毎年11月第2日曜日

【試験時間】
13時~16時(180分)

【試験形式】
筆記(マークシート形式と記述式) 
択一式(五肢択一式・多肢選択式)⇒五肢択一式は5つの選択肢から答えを選ぶもので、
多岐択一式は、20つ程度の選択肢から答えを選ぶものです。全46問
記述式⇒40字程度の文章で解答するものです。一番難易度が高いのは記述式。
計60点を占める得点源なので、絶対に落とせません。全14問

【合格基準】
以下の要因をいずれも満たした者が合格となります。
①行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が122点以上である者。
②行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が24点以上である者。
③試験全体の得点が180点以上である者。

【試験科目】

試験科目

出題数

<法令等>

2問

基礎法学

5問

憲法

14問

行政法

5問

地方自治法

9問

民法

5問

商法

1問

憲法

2問

行政法

1問

行政法(記述式)

1問

民法(記述式)

2問

<一般知識等>

 

政治・経済・社会

6問

情報通信・個人情報保護

5問

文章理解

3問

合計

60問

試験についての詳しい情報は…
財団法人 行政書士試験研究センター
http://gyosei-shiken.or.jp/

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